食事や会話の際に見られることが多い歯。白くてキレイな方が良い印象を与える傾向がありますが、歯の裏側は疎かにしてしまう人もいるようです。
ここでは歯の裏側をキレイに保つための磨き方や、溜まった汚れをキレイにするホワイトニングの手段について紹介しています。
虫歯ができやすい前歯の裏側!丁寧に磨いて
歯間や歯の溝など、歯には虫歯になりやすい場所があります。前歯の裏側もその1つで、特に上側にある真ん中大きな歯の両サイドにある歯が虫歯になりやすい傾向があるようです。
虫歯になると歯が黒ずんできてしまう可能性がありますし、また前歯の裏側はタバコのヤニや、コーヒーなどに含まれるステインによって着色が目立つこともあるため、丁寧に磨くようにしましょう。
まずは歯ブラシの持ち方が大切です。
ペンを持つように歯ブラシを持ちましょう。こうすることで歯ブラシに余計な力が加わるのを防ぎ、歯や歯茎への負担を減らすことができます。
握力が弱い方、高齢の方などは手のひら全体で握るように持っても大丈夫です。
次に前歯に対して歯ブラシを縦に当てるようにします。上の前歯の裏側は歯ブラシの毛先を使って、下の前歯の裏側は歯ブラシの「かかと」と呼ばれる歯ブラシの下の部分を使って磨きます。
上下に細かく動かしながら、1本1本を丁寧に磨いていきましょう。
歯ブラシが届きにくい!奥歯の裏側の磨き方
奥歯は歯磨きをする中で最も歯ブラシが届きにくい場所です。
そのため磨き方が雑になり、タバコのヤニやコーヒーに含まれるステインなどの汚れが溜まって黒く見えてしまうことがあります。
もちろん、キレイに歯磨きをできていないことで虫歯が発生し、黒く見えてしまうことも珍しくありません。
鏡を見ながら、きちんと磨くよう心掛けましょう。
まず、歯ブラシはコンパクトタイプや超コンパクトタイプなどがオススメです。
歯ブラシが小さいことで奥まで届きやすくなります。次に歯ブラシの当て方ですが、歯ブラシが歯と平行になるようにします。
前歯の中央あたりから歯ブラシを口に入れるようにすると、まっすぐ当たりやすくなるでしょう。特に右利きの方は右側の、左利きの方は左側の奥歯の裏側が磨きにくい場所に当たるため、丁寧に磨くよう心掛けましょう。
また、一番奥にある歯の裏側も汚れが溜まりやすい場所です。歯ブラシの毛先や、タフトブラシと呼ばれる小さな歯ブラシを使って磨くようにしましょう。
歯の裏側をキレイにしたいならホワイトニング!
歯の裏側の汚れは正しい歯磨きなどで防ぐことが可能ですが、ついてしまった汚れの中には普段の歯磨きだけでは落とせないものもあります。
そのような時は歯科医院でPMTCと呼ばれるクリーニングを受けたり、ホワイトニングを施してもらったりすると良いでしょう。
ホワイトニングには歯科医院で行ってもらうオフィスホワイトニングや、歯科医院で指導を受けた後に自宅で行うホームホワイトニングなどがあるため、自分のライフスタイルに合わせた方法を選ぶことが可能です。
もし、歯科医院に行かずに自分で歯をキレイにしたいと考えるのであれば、市販のホワイトニンググッズに頼る方法もあります。
歯を白くするタイプの歯磨き粉であれば、その歯磨き粉を使うだけで効果が期待できるので気軽に利用できるでしょう。歯をきれいにするなら裏側にも注意することをおすすめします。