タバコを吸う人とは切っても切れない関係にあるのが歯の黄ばみ。
タバコに含まれている植物樹脂のタール、つまりヤニが歯についてしまうと、通常の歯磨き程度ではなかなか取れないものです。
ニコッと爽やかに笑っても、歯が黄ばんでいては台無しで決して印象の良いものではありません。
白い歯を取り戻すための歯についたヤニの取り方にはどのようなものがあるでしょうか。
一番確実!歯科でヤニを取る方法
歯をきれいにしたければ歯の専門家に相談するのが、一番安全で確実な方法といえるでしょう。
治療ではないので自費になってしまいますが、かかりつけの歯科でも「歯についたヤニを取りたい」と相談すれば、クリーニングをしてもらえます。
超音波、エアー、PMTCなどのいくつかの方法があります。費用が気になる方は事前に電話をして聞いてみましょう。
また、個人差もあってクリーニングだけでは歯が白くならない場合もあり、そんな場合はホワイトニング治療という方法があります。
通院して行うオフィスホワイトニングと、専用のマウスピースを作って自宅で行うホームホワイトニングの2つがありますが、やはり自費となり、何度も通院する必要があるため、効果があるだけにそれなりの費用と時間はかかることは頭に入れておきましょう。
時間もお金もない人へ!歯磨き粉でヤニを取る方法
歯科だとお金がかかる、仕事が忙しくて時間がない、そんな人でも自宅で気軽にヤニを取る方法があります。
市販のホワイトニング、ステイン除去をうたっている歯磨き粉を利用する方法です。
選ぶポイントとしては、ヤニを取る効果があるとされるポリリン酸ナトリウム、ポリエチレングリコール、ポリビニルピロリドンのような成分が1つでも入っているものを選ぶこと、研磨剤の配合量がなるべく少ないものを選ぶことです。
ヤニを落とすため、どうしても研磨剤が配合されていることが多いのですが、強くこすりすぎると歯の表面を削り傷つけることになります。
表面の傷ついた歯はさらに汚れが着きやすくなってしまいますので、あまり強くこすらないようにしましょう。また、ホワイトニング専用歯磨き粉を使った後は、フッ素塗布のできる製品を使うとよいでしょう。
重曹も使える!その他のホワイトニング製品は?
歯磨き粉以外に歯のヤニを取ることのできる身近なものとしては重曹があります。
重曹は食品添加物として販売している商品を選びましょう。スーパーやドラッグストアで気軽に手に入れることができますし、何より安価なのが魅力です。
方法は、歯ブラシにほんの少量の重曹を振って歯を磨くだけです。重曹水でうがいをすることで口臭の予防も期待できます。
ただし、重曹は鍋の焦げ付きを落とせることでも有名なほど研磨の力が強いため、磨きすぎるとやはり歯の表面を傷つける恐れがあります。
ホワイトニング歯磨き粉を利用する時と同様、フッ素塗布を併用することをおすすめします。他にも歯のホワイトニング製品がいろいろと売られています。
歯の消しゴム、ホワイトニングテープ、一時的にですが塗ると歯が白くなるホワイトニングペンなどもありますので、場合によっては利用してみるのもよいでしょう。
今注目されてるホワイトニングの方法
薬用ちゅらトゥースと言うジェル状の物です。
歯磨きをした後に歯に塗ることにより、少しずつでありますが歯を白くしていってくれます。
効果には個人差がありますが、歯医者さんへ通うよりも安くできる為、試してみる価値は十分あります。
なお、口臭・虫歯予防にも効果がありますので、個人的にかなりおすすめです。